建築めぐり

徳川家の菩提寺として栄華を極めた増上寺。近代になって大幅に規模縮小されましたが、　
かつての威容は、17世紀建造という朱の三門などに見ることができます。

今回、増上寺の伽藍構成を振り返りながら、その威厳に影響を受けつつ建てられた周辺の 近代建築群を見学して回ります。
唐様の力強い木組と大胆な屋根が荘厳な増上寺三解脱門や、意外な文化遺産・昭和ヒトケタ 生まれの大門脇公衆便所をはじめ、1964年の東京オリンピックにあわせて誕生した国際派 ホテルのひとつ東京プリンスホテル（竹中工務店／梅崎正彦）、緑との調和を考慮した青磁色 のザ・プリンス パークタワー東京（丹下健三・都市・建築設計研究所）、さらに巨匠黒川紀章の 日本赤十字社本社などを見学予定です（一部内部見学）。