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TOP > イベントレター>05_音楽で建築を元気にする「都市楽師プロジェクト」ア・カペラによる建築賛歌 −古典主義建築と歌姫の競演−

建築×音楽
 - 音楽で建築を元気にする「都市楽師プロジェクト」 -

建築を「よく観ること」、そして「感じる」ことをopen! architectureは、とても大切に考えています。
造作の素晴らしさは実際に観て学んで愉しむ、そして、その空間が持つ豊かな雰囲気を体感することにより、一層建物への愛着が増すのではないでしょうか。
そんなことから、第1回目のイベント以来、音楽をエッセンスに建築を「感じる」イベントを試みています。それが、都市楽師プロジェクトです。

都市楽師は、中世後期、ヨーロッパ各都市に実在していました。
彼らは、時を告げるために塔からラッパを吹いたり、祝事に広場で演奏会をしたり街や建物を舞台に市民のために音を奏でる音楽家たちだったようです。街や建物、そしてそこに住まう人達を元気にするために・・・。
さて、時空を越えて、現代の日本に甦った、都市楽師たち。今年のopen! architectureでは、どんな活躍をしてくれるのでしょうか。




名建築に囲まれ、音楽を愉しむ −江戸桜通り-

江戸桜通りは、国の重要文化財で今年開館80周年を迎える三井本館、東京都指定歴史的建築物である三越本店、重要文化財である日本銀行本店という西洋文化の名建築に囲まれた迫力ある空間です。江戸情緒あふれる日本橋のもうひとつの顔に圧巻されてしまいます。
そんな西洋文化の薫りあふれる魅力的な空間を、都市楽師たちが見逃すはずもなく、「open! architecture」のオープニング、三井本館開館80周年を祝い、現れるのです。

時は夕刻、三井本館の荘厳なコリント式列柱がライトアップされ、三越本店のパリのような壮麗なイルミネーションを点すころ、江戸桜通りは、一層迫力を増した広場となります。
そして、響き渡る女声ア・カペラと中世ヨーロッパの古楽器の音色。

アーティストは、女声5声によるクラシック・ア・カペラ・グループ「Aura 」新たに編曲したクラシック楽曲を中心に、“声”だけで織りなす、みずみずしくかつ優美な表現は、CM・TVなどにも採用される今最も注目のグループです。
そして、ジョングルール・ボン・ミュジシャン (中世放浪楽師)
中世ヨーロッパの国々を、音楽を演奏しながら旅していた放浪楽師をモチーフに、バグパイプ、フィドル、ハーディ・ガーディなどの様々な古楽器を駆使して、中世・ルネサンスの歌曲・器楽曲を演奏するアンサンブルです。

観て愉しい、聴いて愉しいこのイベントは入場無料です。三井本館、三越、open! architectureが、より多くの方々に、この「東京のゆたかなスタイル」を感じていただきたいと願っています。

イベント情報
終了いたしました。

ア・カペラによる建築賛歌 −古典主義建築と歌姫の競演−

日時 2009年5月22日(金)18:30−19:30

出演 Aura(畠山真央 原嶋絵美 佐藤悦子 菊地薫音 星野典子)
ジョングルール・ボン・ミュジシャン(辻康介、近藤治夫)
会場 江戸桜通り(三井本館-三越本店の間)
入場無料 (入退場自由・座席配置予定)


2008年の様子。幻想的な空間に、会社帰りに立ち寄る方がたくさん。大盛況でした。

 

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