文明開化で西洋スタイルを一手に取り入れた街、丸の内。時代のニーズにより超高層ビルが軒を並べた今も尚、当時の壮麗な建築の表情を遺そうという取り組みが街の随所で見られます。
そのシンボルタワーとも言える建物が時空を超えて蘇りました。
1894年(明治27年)、ジョサイア・コンドル設計により竣工した丸の内最初のオフィスビル「三菱一号館」。英国ヴィクトリア朝時代のクィーンアンスタイルの建物は、文明開化の象徴的な存在となり、日本のオフィスビル建築に大きな影響をもたらしました。その後、1968年に解体され40年余りの時間を経て、復元したのです。栄華の時代を想い出し、活気ある街でい続けようと伝えにきたように・・・
このイベントでは、当時の設計、材料に可能な限り忠実に復元することに挑んだ設計者の方からのお話を伺いながら、建物の裏側までを見学します。
さらに、丸の内エリアの熱エネルギーを供給し、高度経済成長期から、地球温暖化防止など現代の課題に取り組みながら、この地を見守ってきた丸の内熱供給の地域冷暖房や免震装置を見学します。
普段は、仕事や買い物で訪れる丸の内を元気に支える方々の想いに触れてみませんか。
三菱一号館/丸の内熱供給システム
5月26日 /6月2日 /6月9日 8:30開始 |
所要時間:135分 |
定員・参加費(実費、資料代):20名/回 ・700円/人 |
解説:野田郁子氏(三菱地所設計)、施設御担当者ほか |
所在地:東京都千代田区丸の内2-6-2 |
特記事項:なし |
注意事項:「参加時の注意事項」をご一読ください。 |
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丸ビル/新丸ビル
6月1日 / 6月8日 9:30開始 |
所要時間:120分 |
定員・参加費(実費、資料代):20名/回 ・700円/人 |
解説:山際裕史氏(三菱地所設計)、小西隆文氏(三菱地所設計)、施設ご担当者ほか |
所在地:東京都千代田区丸の内 |
特記事項:なし |
注意事項:「参加時の注意事項」をご一読ください。 |
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建物に使われている赤煉瓦約230万個は当時と同じ製法でつくられています。新しいのにどこか懐かしいさを漂わせています。
ビジネスの中枢、丸の内エリア
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